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銀幕に映す夢:毎日映コン・川崎開催/上 市がロケ誘致、60本超に /神奈川

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今、気になっていることは「利害関係」ですがこんなニュースがあります。

 ◇興行と制作「映像のまち」支え
 「川崎を『映像のまちです』と紹介すると、大抵『なぜ?』と反応されましたね」
 川崎市がイメージアップを狙い「映像のまち」を掲げたのは07年秋。
当初、映画館や映像関係者などに事業の説明をした時の反応を振り返り、市総合企画局「映像のまち」推進担当の広岡真生さん(36)は苦笑する。

 前年の06年、JR川崎駅前に市内四つ目のシネマコンプレックスが完成し、臨海地域では映画スタジオが新設。
映画産業が活気づく時機をとらえた名乗りだった。
それから2年。
毎月のように関連イベントがあり、小学生の授業に映像制作が取り入れられ、「映像のまち」は市民権を得つつある。

 市役所主導の「掛け声」だけではない。
興行と制作の両面で、川崎は映像文化を支える存在だからだ。

   ◇   ◇
 戦前の1937年、現在のJR川崎駅前に6館もの映画館が出現した。
国内のシネマコンプレックスの草分けともいえる「チネチッタ」(川崎区)の前身会社が開発した映画街。
第二次世界大戦の大空襲で大半を失ったが、45年7月の「川崎銀星座」を皮切りに次々復活。
駅周辺の戦後復興と歩調を合わせ、市民の娯楽を担ってきた。

 再開発計画に伴い一部が取り壊され87年、現在の姿に生まれ変わる。
03~06年は年間動員数(4年間平均で約184万人)と興行収入(同約23億8750万円)で日本一に。
「映像のまち」の象徴的存在だ。
また08年の総務省家計調査によると、映画・演劇の入場料支出額(年間1万1081円)は川崎市が日本一多い。

 制作面でも川崎と映像のかかわりは深い。
東西に長い市内には、映画やドラマのロケに使われる「隠れた名所」が点在している。

 とりわけ人気が高いのは川崎市役所本庁舎だ。
昭和初期に建てられた重厚な雰囲気をかわれ、警察署・裁判所・古びたオフィスなどに"変身"。
映画「デスノート」「相棒」、ドラマ「交渉人」「離婚弁護士」などにお目見えした。

 市役所以外にも別図の通り▽洗足学園(高津区)=ドラマ「のだめカンタービレ」▽ラ チッタデッラ(川崎区)=映画「さまよう刃(やいば)」▽高津図書館(高津区)=ドラマ「正義の味方」--などがロケ地に選ばれた。
撮影会社が集中する東京から近く、もともと人気が高かったが、市がロケ情報誌を作るなど誘致に努めた結果、ロケ作品は05年の約20本から08年には60本以上に。
問い合わせもひっきりなしで、さらに増える見通しだ。

   ■  ■
 日本の3大映画賞の一つ「毎日映画コンクール」表彰式が今年からミューザ川崎シンフォニーホール(幸区)で開かれる。
64回の歴史で初めて東京を飛び出す毎日映コン。
迎える川崎のまちや人と、映画・映像のかかわりをひもとく。
【川端智子】
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   施設名称           主な撮影作品
(1)川崎市役所          映画「デスノート the Last name」
(2)ラ チッタデッラ       映画「天使の恋」「さまよう刃」
(3)ミューザ川崎         ドラマ「のだめカンタービレ」
(4)KAWASAKI 5スタジオ 映画「探偵事務所5」シリーズ
(5)等々力緑地          ドラマ「世にも奇妙な物語」
(6)洗足学園           ドラマ「のだめカンタービレ」
(7)高津図書館          ドラマ「正義の味方」
(8)日本映画学校
 ※写真は川崎市提供

1月13日朝刊

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最終更新:1月13日13時2分
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